これだけ買えば大丈夫 ゴルフ初心者が買うべきものはこれ!そして必要金額は?

社会人になってからゴルフを始める方が多い中で、一体何を買ったらゴルフができるのか?最低限用意すべきゴルフセットを学んで仲間と楽しくゴルフをしましょう。とても費用がかかりそう、と思っている方もポイントをおさえれば、比較的安価に始めることができます。

こちらでは、初心者が揃えるべき道具と、あったら便利なゴルフグッズ、またゴルフセットをそろえる時の金額の目安についてご紹介します。

目次

ゴルフを始める時に最低限用意するもの

インターネットで「ゴルフ用品」と検索すると、とても多くの商品が表示されます。これからゴルフを始めてみたいという方は、なるべくコストをおさえて始めたいという気持ちが強いのではないでしょうか?

まずは、これだけ持っておけばコースに出られるという最低限必要なものをチェックしましょう。

コースを回るために最低限必要なもの

以下は、ゴルフコースをまわるために最低限必要なものになります。

  • ゴルフクラブ
  • ゴルフボール
  • ゴルフシューズ
  • ティーとマーカー
  • グローブ
  • ゴルフウェア

まずは、これらを用意しておきましょう。クラブなども用途によって様々な種類があります。全て揃えないとコースに出られないわけではないため、なるべくコスパよく必要なものを揃えてラウンドしましょう。

ゴルフ場に置いてあるものも活用する

ゴルフで必要なものの中には、ゴルフ場に行くと無料で使えるものもあります。例えばグリーン場で使うマーカーやグリーンフォークなどは、ゴルフ場に置いてある場合があります。

ゴルフに行く回数が増えてきたら、お気に入りのアイテムを揃えても問題ありません。まずはこうしたゴルフ場に置いてあるものを利用しても良いでしょう。

道具を揃えるのは一緒にラウンドする人へのマナー

道具が足りなくても、一緒にラウンドする方から借りれば問題ないと考える人がいるかもしれません。もちろん、気心のしれた仲間であれば初心者のうちは同行者から借りても良いかもしれません。

しかし、ゴルフコースを回るのは同年代の友人だけではなく、性別や年代もさまざまであることも多いです。一緒に回る人達が、自分のゴルフに集中できるようにする配慮も大切なため、自分のことは自分でできることを視野に入れて足りないものを揃えましょう。

初心者が買い揃える道具の必要金額は?コストをおさえたい場合は?

では、初心者がゼロから道具を揃えるにはどのくらいの金額がかかるのでしょうか?一般的にゴルフクラブやゴルフボール、シューズなど必要なものをそろえると、最低でも5万円前後かかると言われています。

ゴルフクラブやウェアも含めて高いものから安いものまで幅広くありますが、初心者の場合はまずはお手頃のものを選ぶのが無難です。

そして、ゴルフをやっている先輩などがいたら「ゴルフを始めることにした」と一度伝えてみましょう。ゴルフ好きな人ほど道具を多く持っていて、使っていないクラブなどを譲ってくれることもあります。

また、ゴルフウェアはマナーさえ守れば、既に持っているウェアでプレーしても問題ありません。工夫して準備することで、出費を抑えることができます。

ゴルフクラブを揃える

ゴルフのラウンドで利用可能な本数は、最大で14本です。もちろん、それ以下の本数でラウンドしても問題ありません。ゴルフが上達するほど、アイアンのロフト角を刻んだり、ドライバーの下にユーティリティのクラブを入れたりしています。

種類が多すぎて、どのゴルフクラブを選んだら良いかわからない人は以下のポイントを押さえましょう。

まずはお手頃な価格のものを選ぶ

長くゴルフを続けていく予定でも、まずはお手頃な価格の用具で揃えてみると良いでしょう。最初から高いクラブを揃えても、クラブの性能を生かしきれるスイングは難しいものです。

初心者の方は入門セットのようなクラブを準備して練習しましょう。ゴルフに行く回数が増えて、安定してクラブに当たるようになってから、次のクラブを選んでも遅くありません。自分の成長に合わせてゴルフクラブも成長させていくイメージで道具を揃えましょう。

クラブは14本揃えなくても良い

ラウンドには最大で14本持っていくことができますが、初心者は14本に満たない状態でラウンドしても問題ありません。ゴルフクラブは、長くなればなるほど扱いが難しく初心者には振りづらいクラブです。

最初は左右にボールが飛んで、ラフや林、バンカーに多く入ることが想定されます。自分がクラブを振ってボールにあたる確率が高いクラブを優先的に選んでいくと良いでしょう。

最低限必要なクラブは4本

初心者の方が最初に揃えるクラブは、考え方にもよりますが最低4本でも十分コースを回れます。ドライバー、7番アイアン、サンドウェッジ、パターの4本です。極端に考えれば、ドライバーさえもいらない可能性もありますが、まずはこの4本を準備しましょう。

ティーショットをドライバーで打った後は、コース途中は7番アイアンとサンドウェッジで乗り切り、グリーン上はパターで打ちます。

この4本のセットから、9番アイアンやピッチングウェッジ、ユーティリティなどを必要に応じて買い足すとゴルフコースを回りやすいセットが完成します。

つづいて、最低限必要なクラブの選び方について解説します。

ドライバー

ゴルフクラブの中で一番長くヘッドが大きいクラブです。遠心力によりクラブをしならせることによって、遠くに飛ばすことができるクラブですが、クラブが長い分ボールに当てることが難しいクラブとも言えます。

シャフトの硬さや長さはさまざまですが、初心者の方は扱いやすい軽めのもので、シャフトもしなりが使える柔らかさのものを選びましょう。

アイアン

距離を打ち分けるために使うアイアンは、コースに出ると一番使うクラブと言っても過言ではありません。番手が大きいクラブほど扱いが難しいため、7番アイアンを練習しながら8番、9番を追加していく流れがベターです。

アイアンの番手について知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

ウェッジ

ウェッジはグリーン回りのアプローチで多用するクラブです。ソールの幅が広いものを選ぶと、扱いやすくてダフリにも強い傾向があるため初心者向きといわれています。まずは、バンカーで利用するサンドウェッジを使い回しても良いでしょう。

パター

ボールを転がすためにロフト角がほとんどないクラブです。初心者は、パターの芯を外してもリカバリーが効きやすいマレット型のクラブが扱いやすいでしょう。ボールを当てるポイントも構えた時に見やすいため、初心者にはおすすめです。

ゴルフボール

ゴルフボールも各メーカーがさまざまな種類と色のボールを取り揃えています。最初にコースを回るときに役立つ、ゴルフボールの選び方について解説します。

初心者のうちは数で勝負

まずはラウンド中に多くのボールを失くす可能性を考えて、より多くのボールを持っていきます。ボールは林の中、池の中、深いラフに入って行方不明になることもあるため、質より量でボールを選ぶのがおすすめです。

初心者のうちは、数を確保するためにロストボールを購入してプレーすると良いでしょう。ゴルフ場でプレー中に見つけられなくなったボールを回収して販売しているもので、色やメーカーはさまざまですが、比較的安い値段でボールが手に入ります。

探しやすい色を選ぶのものアリ

飛ばしたボールの位置がわかりづらく、ボールを探す時間をとられる方も多いでしょう。探しやすいボールを購入したい方は、コース内で目立つボールの色を基準に選んでみましょう。

一般的に、春や夏など落ち葉のない季節は、オレンジやイエローのボールがコースで目立ちます。秋冬の場合は枯葉などを考えて、蛍光グリーンやブルーなどの色が見やすいです。

また、快晴か曇りかによってもボールの見え方が変わります。複数の色を試しに持っていって、その日に見やすいボールを選ぶのも良いでしょう。

慣れてきたらメーカーをそろえる

各メーカーがゴルフクラブと同様、打感にこだわっているのがゴルフボールです。メーカーによって、打った感触が柔らかく感じたり、硬く感じたりします。打感によって、ボールを操作しやすくアプローチが打ちやすい、曲がりづらいなど異なる特徴があります。

最初はロストボールで数をそろえるのがベターですが、慣れてきたら自分に合ったゴルフボールのメーカーで揃えると、ボールを紛失しても同じ感触のボールを打つことができるので、ゴルフが安定します。

シューズ

ゴルフでは普通のスニーカーではなく、ゴルフ用のシューズを選んで履く必要があります。スイング時に滑らないようにスパイクがついているタイプや、スニーカーのようなスパイクレスタイプもあります。靴選びには、以下のポイントを考えて選びましょう。

スパイクレスかソフトスパイクか

シューズの底に、交換可能なスパイクがついているシューズがあります。スパイクが芝に食い込んでくれる分、雨の日やライが悪いところでもグリップがしっかり効いて安定したスイングを実現できます。

スパイクがすり減ってきたら、付属の工具で簡単に交換可能です。必要に応じて交換を繰り返すことで、長く使えるというメリットがあるシューズです。

もうひとつはスパイクレスタイプのシューズです。スパイクの代わりに滑り止めの役割をするように靴底を凸凹させて、滑りにくくしています。スパイクタイプよりも、通常のスニーカーの感覚に近く軽いため、履きやすい点が特徴です。

雨対策の靴も捨てがたい

ゴルフは雨の日でもラウンドをすることがあります。ゴルフコンペなどは雨でも行うことが多いため防水仕様の靴がおすすめです。小雨であれば問題ありませんが、雨の量によってラフなどぬかるんでしまっている場合、靴の中まで濡れてしまうことを防げます。

雨用の防水仕様のシューズでも、晴れた日にラウンドすることはできますので、この一足で対応することもできます。

自分に合った動きやすい靴を選ぼう

初心者の方は、ゴルフコースに出ると運動量が多くなる傾向があります。思ったように球が打てずにコース中を走ったりすることがあるため、できるだけ運動しやすい軽めのシューズがおすすめです。

スニーカーに近いスパイクレスタイプのシューズを選ぶと、ソフトスパイクタイプに比べて軽く、ラウンドが終わった後の疲れ方が変わってきます。朝から夕方までずっと履いている靴なので、自分の足型に合う動きやすい靴を選びましょう。

ゴルフティーとマーカー

ラウンドのスタート時に使うゴルフティーやグリーンマーカーも必要です。打ちやすさや大きさなど色々ありますが、初心者が選ぶべきポイントは以下のとおりです。

ティーはドライバー用とアイアン用の2種類を用意しよう

ティーはドライバーで打つティーショットとショートホールでアイアンで打つ、2つの場面でティーが必要になります。初心者の場合、ドライバーで利用するティーは刺す高さの目安があるものを選ぶのがおすすめです。

アイアンで使うティーはウッドティーを数多く用意しておくと良いでしょう。ゴルフ場でも数多く入ったウッドティーが安価に販売されています。

グリーンでマーカーは邪魔にならないものがベター

グリーン上では、自分のボール位置がわかるようにマーカーをしますが、他の人がマーカーの上を通ったとしてもボールの動きに影響が少ないものを選ぶと良いでしょう。コインのようなものは場所がわかりやすいですが、出っ張るためボールが当たるとコースが変わってしまいます。

ゴルフ場に置いているような差し込み型でグリーンにフラットになるタイプのマーカーが良いでしょう。

グローブ

プロゴルファーを見ていると、皆さんグローブをつけているのがわかります。グローブは安定したショットを打つために必要不可欠です。

安定したショットのためには必須

クラブを握るグローブは、ゴルフクラブとの唯一の接点です。テークバック時やミート時にクラブがずれると、ボールの軌道に影響がでます。まずは、安定したスイングを行うために左手にグローブをつけてプレーしましょう。

安全面でもグローブはあった方がいい

手が滑ってクラブを投げてしまい、誰かにけがをさせてしまう可能性を減らすために、安全面から考えてグローブの着用をおすすめします。夏場や、緊張した場面では特に手が滑りやすくなります。右打ちなら左手、左打ちなら右手には最低限グローブをしましょう。

ゴルフウェア

夏仕様から冬仕様まで、色とりどりのウェアが販売されています。動きやすい格好が望ましいですが、ゴルフ場を利用するにあたり、服装のマナーが定められています。まずは、ゴルフ場にも一緒にラウンドする人にも失礼のない服装を選ぶようにしましょう。

上は襟付きがベター

ゴルフ場によってドレスコードに多少の違いはありますが、男性は基本ポロシャツやタートルネックなど襟付きのものを着用しましょう。寒い日はセーターやベスト、ウインドブレーカーなどを上に重ねるようにします。女性も基本的には男性と同じで襟付きのシャツが良いでしょう。

下は男女ともにロングパンツ、女性はスカートもOK

男性はベルトを着用するタイプのチノパンなどのロングパンツが基本です。女性はロングパンツ以外にも、キュロットやスカートを履いても問題ありません。ただし、短すぎるスカートなどはマナー違反となりますので注意しましょう。

ゴルフはしゃがんだり立ったりします。ストレッチ素材のパンツを選ぶと快適にプレーしやすいです。

プロも解禁されたハーフパンツもOK

昨今の異常気象により、夏は35度を超える日も多くなりました。それに伴いラウンド中の熱中症を警戒して、2024年8月より男子プロでもショートパンツの着用が認められることになりました。

強い日差しの下でプレーするゴルフだからこそ、暑さを和らげる工夫をすることでプレー中の集中力を保ちます。ただしスカートと同じく短すぎるのはNG、膝丈程度のものでカジュアルすぎないものを選びましょう。

あったら便利なゴルフグッズ

ゴルフグッズは、調べるとさまざまなものが出てきます。その中でも初心者が重宝するグッズを2つご紹介します。

スコアカウンター

500円玉程度の大きさで、グローブにつけることができるスコアカウンターです。一打目のドライバーが林の中に行って脱出するのに二打かかり、グリーンに乗ったころには何打目だったか忘れてしまうことも多いのが初心者です。

数え忘れによるプレーの進行を妨げないために、便利なグッズです。インターネットで500円以下の商品もあるので、ぜひチェックしてみましょう。

ボールポーチ

初心者の方は、ボールを常に複数個持ち歩いてプレーすることが多く、いつもポケットの中がいっぱいになりがちです。歩いている時やスイング時にもポケットにボールを入れておくと気になります。

そこで、カラビナがついているタイプのボールポーチがあれば動きの邪魔になりません。また一緒にティーをしまうことができるタイプもあります。このアイテムを持っておけば、ポケットの中がスッキリしてプレーに集中することができます。

ハットクリップ付きゴルフマーカー

ハットクリップ付きゴルフマーカーを帽子につけておけば出し入れが簡単で無くす心配も少なくなります。また、ハットクリップ付きのゴルフマーカーはキャラクターものや可愛いものまで色んな種類があります。お気に入りの一個を見つけて楽しくラウンドしましょう。

ゴルフスクールで適切なクラブを把握する方法も

人によって骨格や体重も異なるため、初心者にやさしいクラブでも人によっては合わない場合もあります。どれを選んでいいかわからない方はゴルフスクールの参加を検討してみるのも良いでしょう。

プロの目線からスイングを見て、それぞれに合ったクラブ選びのアドバイスをもらえます。

うまくなりたいなら、最初が肝心

最初からゴルフの上達を目指していきたいのであれば、しっかりとゴルフスクールで習うことをおすすめします。自己流でスイングが定着してしまうと、修正が難しくなります。まずは「守破離」の精神で、基本をマスターすることが上達への近道ということを知っておきましょう。

試打レンタルクラブも利用してみよう

いろんなクラブを試したいけど、ショップに行く時間もないという方は試打クラブレンタルサービスを使ってみましょう。最新モデルも往復送料込で自宅に届き、3泊4日2,200円〜/本から利用することができます。

ゴルフスクール選びで迷ったら本間ゴルフのゴルフスクールがおすすめ

HONMAのゴルフスクールでは、レベルに関係なく全てのゴルファーに当てはまる「基本」を習得することで、あらゆるゴルファーの悩みの解消につなげることが可能です。また、基本を習得する事に焦点をあてたレッスンは「場所ごとに毎回違った事を言われて戸惑う」などのスクールの悩みも解消されます。

HONMAのゴルフスクールではインストラクターがゴルファー一人ひとりの悩みが解消できるようにマンツーマンレッスンを行います。各々で異なった課題に対して、カウンセリングを通して目標を設定し達成に向けてサポートします。

レッスンの場で自身のスイングの改善ポイントが見やすいように、打球解析機などを用いて、より修正ポイントがわかりやすく、充実したレッスンを受けることも可能です。

ゴルフスクールに興味がある方はこちらもチェックしてください。

しっかりとグッズを買い揃えてゴルフのラウンドを楽しもう!

ゴルフショップに行くと、たくさんのアイテムがあることに驚く方もいるでしょう。ラウンドするために絶対必要なアイテムも、かわいいものやかっこいいものがたくさんあります。自分のテンションがあがる一品を選んでみると、さらにゴルフが楽しくなりますよ!

必要なものは全て揃えて、楽しいゴルフライフにしましょう!

この記事を書いた人

本間ゴルフメディア編集部。
ゴルフビジネスを紹介するブログを中心に公開しています。

目次