初心者必見!ゴルフ初心者が知っておきたい基本ルールとマナーをやさしく解説

ゴルフをこれから始める人、またゴルフ初心者に向けて、基本ルールやマナーをわかりやすく解説します。ティーグラウンドからグリーンまでの流れやペナルティの対処法、便利な道具やアプリ、コンペでのルールまで幅広く紹介します。

ゴルフは自分だけでなく多くの人と一緒に、楽しく回るスポーツです。だからこそ、ルールとマナーを押さえてお互い気持ちの良いゴルフにしましょう。

目次

ゴルフルールの基本を知ろう

ゴルフはマナーとルールを重んじるスポーツです。広いコースで審判がいないスポーツであり、プレーヤー自身の判断と自己申告によってスコアが決まります。

そのため、基本的なルールを理解しておくことで、正確な申告ができるとともに、スムーズなラウンドが可能になります。初心者のうちからティーグランドやフェアウェイ、グリーン上の基本ルールを身につけ、誠実なプレーができるようにしましょう。

スタート前に覚えておきたいティーグランドのルール

ティーショットはラウンドの始まりです。ゴルフコースには複数のティーマークがあり、色によって難易度が変わります。

多くの場合、男性はホワイト(レギュラーティー)、女性はレッド(レディースティー)、年配のゴルファーはシルバーまたはゴールド(シニアティー)からスタートします。

二つのティーマークの間で打つ必要があり、前に出たりエリア外から打つと2打罰となります。なお、後方には2クラブレングス(クラブ2本分)まで認められるため、ショートコースでの飛距離の調整や、足場を見ながらティーアップ位置を定めます。

フェアウェイ・ラフでのプレーの基本ルール

フェアウェイではボールが止まった位置から打つのが原則です。ただし、コースを横切るカート道にボールがある、もしくはアドレスすると足がカート道に入ってしまう場合は、ピンに近づかない位置にボールを動かすことが可能です。

ラフに入った場合、ボールを動かせるのは以下のパターンのみです。

  1. ボールが地面に埋まってしまった場合
  2. 柵や金網がスイングの邪魔になり打てない場合

上記の場合には、無罰でボールを動かすことが可能ですが、例えば木の根っこにボールがありスイングができない場合などは、そのままプレーをするか、アンプレヤブル(打てないと判断した場合の救済ルール)を宣言し1打罰でボールを動かすことになります。

グリーン上のルールとマナー

グリーンは繊細なエリアであり、特にマナーが重視されます。他人のラインを踏まない、会話や音で相手が打つ邪魔をしない、ピッチマークを修復するなど注意が大切です。

グリーン上は芝を傷めないために歩くことが基本です。クラブを引きずったり、スパイクを擦るような行為も芝を傷めるため、配慮が必要です。

その他、グリーン周辺はパットに集中して忘れ物が多いエリアでもあります。アプローチやアイアンを持っていた場合は、グリーン外のカートに向かって歩く方向に置いておきましょう。

初心者が使うと便利なアプリや道具

ゴルフをより快適にする便利なアイテムがたくさんあります。初心者がゴルフに集中することを助けるアイテムやプレーを楽しくするアプリなど様々です。上手に活用することで、ゴルフのスコアにも良い影響を与えるでしょう。

これで打数を忘れない”スコアカウンター”

初心者に多い悩みが、打数のカウントです。ボールを追うことに気を取られ、終わってみたら何打で上がったのかわからない、という事があります。スコアカウンターがあればワンタッチで記録でき、打数を気にすることなくゴルフに集中できます。

ポケットやベルト、グローブに装着しておけば、プレー中も自然に扱えます。記録の手間を減らし、スムーズに進行できる便利グッズです。

ゴルフスコアが一目瞭然”ゴルフアプリ”

今はスマホアプリを使えば、スコア管理や飛距離計測が簡単にできます。自動で集計してくれる機能があり、初心者でも無理なく継続可能です。過去のデータを蓄積できるため、前回同じゴルフ場でどうだったのか、また自分の強みや弱みを一目で把握することができます。

最近では幅広い年代のゴルファーの方が、アプリにスコア入力する姿を目にするようになりました。ぜひ活用してみましょう。

ポケットがかさばらない”ボールケース”

ボールやティーをポケットに詰め込むと取り出しづらく、見た目もスマートではありません。そのような時は、専用のボールケースを使えば、必要な時にサッと取り出せて便利です。初心者でもスムーズにプレーでき、ラウンド中の所作もスマートに見えます。

ゴルフウェアと持ち物のルール

ゴルフ場にはそれぞれのマナーやドレスコードがあります。プレーを快適に楽しむためだけでなく、周囲への配慮としても正しい服装や持ち物を意識することが重要です。初心者のうちから正しい知識を身につけて、皆が気持ちよくプレーできるように心がけましょう。

服装の基本マナー

基本的にポロシャツやタートルネックなど襟付きのシャツを着用します。パンツについてはチノパンやスラックス、ストレッチ性の高いゴルフパンツなど動きやすく快適にプレーができるものを選びます。

初心者の方は、プレー中に加えてゴルフ場に来る時の服装も確認しましょう。ゴルフ場によってはジャケット着用が必須という所もあり、事前にネットで確認するのがおすすめです。

レディース・メンズ別の注意点

男性は特にルーズになりがちなポイントとして、シャツの裾をズボンに入れないケースを見かけます。マナーとして言われることが少なくなりましたが、ルールとして知っておきましょう。

女性はスカートやショートパンツでもプレーすることができます。ただし、ゴルフをするに相応しい格好を意識し、極端に短いスカートなどは避けるべきでしょう。

ゴルフコンペでのルールとマナー

ゴルフを始めるようになると、会社や仲間とのコンペに参加する機会があります。プライベートラウンドとは違い、コンペや競技ではルールやマナーが一層重要になります。

スムーズな進行と公平性を保つために、基本的な流れやハンデ方式を理解し、初めてでも安心して参加できるようにしましょう。

ゴルフコンペには少し早めに到着を心がけよう

コンペは受付からスタート、ラウンド、表彰式といった一連の流れがあります。自分のスタート時間だけでなく、コンペの受付をしてくれる方々の動きも考えて、少し早めに到着することが望ましいです。

コンペによってはゴルフ終了後に、クラブハウスで打ち上げを行うことがあります。その場合も、格好はTシャツやジーンズではなく、上品で清潔感のある格好を心がけましょう。

新ペリア・ペリア方式の違いについて

コンペでよく採用されるのが「新ペリア」や「ペリア方式」といったハンデシステムです。

隠しホールと呼ばれるホールが定められ、そのホールのスコアによってハンディが変わるシステムです。18ホールの実力差を調整し、誰でも優勝のチャンスがあるように工夫されています。

ペリア方式では6ホール、新ペリアでは12ホールの隠しホールがありますが、事前にホールを告知されることはないため、特に気にする必要はありません。皆がコンペを楽しむための仕組みと考えておけば良いでしょう。

初めての人と回る際に気をつけておくべき点

コンペでは初対面の人とラウンドする機会が多くあります。プレーファストを心がける、あいさつをしっかり行う、相手に配慮した行動をとることが大切です。相手がプレーに入る時には、会話を慎むなどマナーを守ることを意識しましょう。

こうしたマナーを意識することで、気持ちよくプレーを共有できます。

初心者が覚えておきたいペナルティと救済

ゴルフではルール違反やミスに対してペナルティとして打数が付加されます。特に初心者はOBやロストボール、バンカーや池といったハザードで戸惑いやすいものです。ペナルティを正しく理解し、救済の方法を知っておくと、落ち着いてプレーを続けられます。

OB・ロストボールのルールと対処法

OB(アウトオブバウンズ)になってしまった場合、原則は打ち直しと1打罰が課されます。ただし、ティーショットに関しては、OBだった場合、特設ティーや前進4打が設けられている場合もあります。

特設ティーの有無については、ゴルフカートのコース案内や、ティーショットエリアに記載がありますので確認しましょう。

また、ロストボールになった場合は、元の場所から1打罰にて打ち直します。3分探して見つからない場合、ロストボールの扱いになりますが、ファストプレーのため、ロストになりそうな所に打ち込んでしまったら、暫定球を打ってから探しにいくのがベターです。

バンカーや池(ハザード)のルール

バンカーでは、打つ前にクラブを砂につけてはいけません。クラブをつけて砂質の確認とみなされると2打罰になります。また、池に入ったボールは1打罰で救済を受けるなど、独自のルールがあります。

初心者は焦らず確認し、正しい手順でリスタートしましょう。ハザードでの対処を知っておくと、スムーズにプレーが進みます。

二度打ち・空振り・誤球のルール

二度打ちや空振りも1打としてカウントされます。また他人のボールを誤って打ってしまうと誤球のペナルティで2打罰になります。これらは初心者が特にやりがちなミスです。誤球を防ぐためには、最初にどの種類のボールを使うか仲間と確認しておくと良いでしょう。

初心者ゴルファーがスコアより優先すべきこと

初心者のうちはスコアを気にするよりも、プレーの流れや周囲への配慮を重視することが大切です。ラウンドが終わって、また一緒にゴルフしたいと思われるプレーを目指しましょう。

プレーファスト、が一番かっこいい

プレーのスピードを意識することはマナーの一部です。ハーフを2時間15分以内でプレーすることが一つの目安です。ゴルフ場の混雑状況によって難しい場合もありますが、構えてから打つまでを早く、暫定球を打つ、前の組との距離をあけすぎないなど細かい積み重ねがプレーファストに繋がります。

スコアを伸ばすよりも、周囲に迷惑をかけないプレーを心がけることが初心者に求められる姿勢です。

打つまでの時間を短縮する動き方のコツ

ボールの位置に早めに向かう、コース上に必要なクラブを複数持っていくなど、工夫が重要です。特に初心者は悩みすぎずシンプルに構え、ショットに挑みましょう。動き方の工夫ひとつでラウンド全体がスムーズになります。

ロストボール対策にボールを多めに

初心者はロストボールをしやすいため、あらかじめ多めにボールを準備しておくと安心です。探す時間を短縮できるだけでなく、プレーの流れも止めません。持ち物の工夫で、余裕を持ったゴルフを楽しめるようになります。

本間ゴルフのレッスンで初心者のうちから正しいフォームを習得しよう

スコアや飛距離を伸ばすためには、自己流ではなく正しいフォームを身につけることが不可欠です。本間ゴルフのレッスンは初心者に寄り添い、基本を丁寧に指導してくれるので、効率よく上達したい人に最適です。

上達の近道は”徹底的に基本をマスター”

ゴルフ上達の近道は基本の習得が最重要です。本間ゴルフのレッスンでは、アドレスやスイングといった基礎を徹底的に反復します。初心者のうちに正しいフォームを身につけることで、ブレのない安定したショットにつながり、上達の近道となります。

中級者以上のゴルファーにとっても、基礎を見直すことで、伸び悩んでいたポイントを一気に解決できる可能性もあります。どのレベルのゴルファーにとっても重要なのは基本です。

わからないことを素直に聞けるマンツーマン指導

最近では、YouTubeやInstagramなどの動画でゴルフレッスンを気軽に見られるようになりました。一方で、情報が多すぎて自分にとって大切なものがわからない、といった声も聞きます。

一般的な技術も大事ですが、上達に必要なことはゴルファーによって異なります。本間ゴルフではマンツーマン指導を通じて、一人ひとりにあった技術や練習を提案します。マンツーマンだからこそできる、ゴルファーに寄り添った指導を行います。

ゴルフのマナーとルールを理解して楽しいゴルフをしよう!

ゴルフはスコアだけでなく、ルールやマナーを大切にするスポーツです。仲間と楽しく回ることで、ゴルフの楽しさが倍増します。初心者のうちから基本やマナーを押さえておくことで、自分も同伴者も快適にラウンドできます。

ぜひ、準備万端で楽しいゴルフライフを送りましょう!

この記事を書いた人

本間ゴルフメディア編集部。
ゴルフビジネスを紹介するブログを中心に公開しています。

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